ウエディング
人生で死ぬ気で好きになった人が二人だけいる。 いやどっちも中途半端に終わってるけど、大好きで、初めて本当に長い間片思いして実った恋やから、何しても忘れることができないんですよね。 使い捨てテンガ扱いされてんじゃねぇかって不安もあるんすよ。 こんなに自分を出し切って、自己流で通してきた辻が 唯一好きな人に合わせて、朝起きが下手な私が夜勤明けの時間にタイマーセットして起きるくらいには大好きでした。 でも多分それじゃダメなんよなぁ。 都合のいい女じゃいけねぇんだよ。 幸せになったらなったで自分の辛い気持ち押し殺して精一杯の笑顔でおめでとうって言っちゃう人なんすよ。 遠慮ばっかりして、寝相悪いから相手が熟睡するまで待つくらい健気なんすよ。 辻の株上げていこう。 一番自分がびっくりしてる。 他人に合わせる辻なんか辻じゃねぇから。 そんな片思いばっかりしてた人の曲はあるっちゃあるけど、あんまり歌わなかったし、第1歌われるの嫌やと思ったから音楽が一番な辻がその人のために曲も封印してました。 引退ライブでは解禁したけどね。 わがまま言いたいし甘えたいけどそんな一面はあんまり見せたことないですね。 うわめんどくせって思われて捨てられるのがマジで怖かったから。 ラインしてもきっとめんどくせぇなって思われるから、せんとことか思うんすよねぇ それ思ってる時点でクッソ重いけど。 まぁこのブログ読んでるわけねぇし かくかぁ。 先日ちらっと言ったガラスを割るくらい病んだのはずっと好きやった人に振られたからなんすよね。 何週間も前にクリスマス空いてますか?って思い切って伝えて、どんなデートがいいかなどんなプレゼントなら喜んでくれるかなっていっぱい考えて買ったプレゼントが意味なくなって、心が虚無になったんです その時は私が幼稚やったから気持ちを憎悪に変えてやり過ごしてたけど、心は限界を迎えてました。 色んなこと重なってたし恋愛だけじゃないんやけどね。 どこがええんとかめっちゃ友達に言われたけど、不器用なくせに優しいとこにときめいちゃったんですよ。 実習でほんまにしんどいときに迎えにきてくれたり、バイクの後ろに乗るのが本当に好きやった。 楽しそうに演奏する姿もサイコパス気味な性格も全て本当に全て大好きやったんです。 よく何考えてるかわからないって言われる人やけどなんとなくわかる気がする面も多くて、でもそんな女を求めてないこともわかってる。 好きな人を追いかけるのは相当な体力を消耗するわけで、No!とはっきり言われてる時点でこの人はもう私に興味がないなって悟りました。 でも細かい気遣いが本当に愛しいんよね。 いつになれば素敵な恋ができるんだろう。 多分自分を高める事で素敵な人が寄ってくると思う。 女性は花のように可憐で、少し栄養が不足するとすぐに枯れてしまう。 けれど枯れた姿も綺麗な花はきっと蜜蜂のように集ってくる男を選ぶ権利がある。 そんな素敵な女性になりたい。 綿毛のようにフワフワと彷徨い続ける花ではなく、百合のように可憐で、牡丹のように潔く、ダリアのように美しく咲き萎む様まで綺麗な花になりたい 生涯自分を愛することを誓う事が今の自分にとって良い。 生涯音楽を愛することも誓おう。 想いは胸の中に潜めて鍵をかけてまた好きにならないように閉じ込めよう。